カテゴリー: アパレル, ファッションステイトメント

そして、柄物を組み合わせるのが、今年のファッションのポイント。チェック柄と花柄ブラウスを組み合わせているデザイナーもおり、水玉とストライプといった組み合わせや、花柄と幾何学模様という組み合わせも今年はトレンドのようです。ちなみに、ストライプなら、対照的な色が使われているのが今年風とのこと。
ジル・サンダーのロングドレス(写真)は、上半身にブラックと透明のストライプ、スカートにピンクと白の横縞という組み合わせ。プラダは2011春夏コレクションのショーで、紺色のモンキーをプリントした白いブラウスに、ブラックと赤紫のストライプ柄のスカートという組み合わせを披露しています。また同じスカートを、ブルー、ホワイト、ブラック、グリーンを使ったストライプ柄のトップとも合わせていました。
モスキーノは、白と黒のギンガムチェックのコルセットブラウスに、赤と白の太い横縞のスカートを組み合わせ、ドルチェ&ガッバーナは緑と赤紫の花柄タンクトップに、赤と白のチェック柄をあしらったダボダボのクロップドパンツというコーディネートを披露しています。
ちなみに、ストライプという柄は、書籍The Devil's Cloth: A History of Stripes and Striped Fabricで書かれているように、囚人の衣服に用いられるなど暗い歴史を持っているとか。また、スコットランドでは、タータンチェックは一族の家紋のような役割を果たしてきました。そして、水玉模様は、1960年代のブライアン・ハイランドのヒット曲「Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka Dot Bikini」(邦題は「ビキニスタイルのお嬢さん」)中にシャイな女の子が着ていたビキニの模様として登場しています。
柄にはそれぞれの歴史や意味があるものも多く、主張が強い柄物どうしを組み合わせるのはタブーだと思われがちです。でも、そんな固定観念を捨てて、今年は大胆な柄の組み合わせを楽しんでみませんか。ギャラリーもぜひチェックしてくださいね。
この春はプリント柄を大胆に組み合わせたファッションに注目! 元記事 Luxist Japan on Wed, 06 Apr 2011 00:20:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.