カリフォルニア州ビバリーヒルズのロデオドライブに、グレッグ・ドノヴァンさんという有名な"ビバリーヒルズ大使"がいるのをご存じでしょうか? シルクハットをかぶり赤いジャケットとネクタイに身を包んだ彼は、人なつっこい笑顔でここ10年ほどの間、観光客や地元の人々をもてなしてきました。ところが最近、自身のサイトで「世界的に有名なビバリーヒルズの大使が、その職を解かれることになった」との発表があったのです。なんでもビバリーヒルズ観光局から、大使の赤いジャケットを返すよう言われたとのこと。これまでドノヴァンさんは、地元のお勧めスポットを案内したり、自身の姿をプリントしたお土産を用意したりするなど、非公認ながらも"街の顔"となっていた数々のセレブや観光客と写真にも収まってきました。
AP通信によると、同観光局はドノヴァンさんに、ビバリーヒルズの大使として写真やビデオ、自身を描いたグッズなどに収まることを止めるよう要求したそうです。今のところ本人はその申し入れを拒否しており、元の大使の仕事に戻れるよう人々に支援を求めています。現在は、映画やジムに行ったり新たな職を探したりと、失業者同様の暮らしをしているドノヴァンさん。ハリウッドの近くで似たような仕事に就くかもしれないと漏らしているようですが、彼の心はまぎれもなくビバリーヒルズにあるようです。
ビバリーヒルズの"顔"だった有名大使がクビに!? 元記事 Luxist Japan on Thu, 10 Feb 2011 00:30:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.