カテゴリー: 時計
天文学に関連した腕時計を手掛けることで有名なオランダの時計職人、クリスティアン・ファン・デル・クラウーが新作時計「Real Moon 1980」を発表しました。今回の新モデルは数がごく限定された商品で、その名前は、クリスティアンの名を世に知らしめることになった時計が1980年に作られたことに由来しているとか。
新モデルにはCK 1094自動巻きムーブメントが採用されており、リアルなミニチュアの月が、特注のローター上に配されているのが特徴。文字盤には時間と日付、月の満ち欠け、日食と月食、太陽赤緯（太陽光線と赤道の角度）が表示されるなど、まさに時計の中に小さな宇宙が広がっているようです。
ちなみに、日食又は月食の発生については文字盤の3時の辺りに表示されるのだとか。太陽赤緯は太陽を模したような同ブランドのロゴマークが上下することで表示され、時節をもとに計算された太陽と地平線の相対位置が確認できる仕組みとなっています。また、文字盤の9時の位置に配された2本の針が日付を表示。文字盤ケースの直径は40ミリメートルで、素材は18金のホワイトゴールド又はローズゴールドを使用し、ストラップにはワニ革が用いられています。
この新モデルには文字盤のすべてがハンドメイドで作られた限定8本のプラチナバージョンも登場する予定だそう。こんな時計を身に着ければ宇宙のロマンが感じられそうですね。
Ariel Adamsによる高級時計レビューサイト、aBlogtoRead.com（英語）も併せてご覧ください。
文字盤に小さな宇宙が広がるクリスティアン・ファン・デル・クラウーの新作時計 元記事 Luxist Japan on Fri, 06 May 2011 00:20:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.