Quantcast
Channel: Luxist Japan
Viewing all articles
Browse latest Browse all 455

【ビデオ】初公開されたアンディ・ウォーホルの自画像が14億円で落札

$
0
0

カテゴリー: ,



米国のポップアートの旗手、故アンディ・ウォーホルの自画像がロンドンのオークションハウス、クリスティーズで競売にかけられ、1080万ポンド(約14億6,000万円)で落札されました。

落札されたのは1967年に制作された自画像で、口元に指を当て考え深げにこちらを見つめるウォーホルの姿が、約1.8メートルの正方形キャンバスに描かれています。赤を基調としており、彩色にはアクリル絵具とシルクスクリーンの技法が用いられているそう。ちなみに、クリスティーズによる予想落札価格は300~500万ポンド(約4億~6億7,000万円)でしたが、予想を大きく上回る結果になりました。落札したのは、伝説のアートディーラーと呼ばれるラリー・ガゴシアン氏。オークションルームに足を運んでいたガゴシアン氏は、電話で入札していた別の入札者と競り合った末、見事落札したそうです。

この作品は、ウォーホルが描いた11枚の自画像シリーズの1つ。そのうち5枚は各地の美術館に所蔵されていますが、この絵は1974年以来、個人のコレクションとして保管されてきたため、これまで一度も公開されていなかったのだとか。クリスティーズ・ヨーロッパで「戦後美術とコンテンポラリー・アート」部門のインターナショナル・ディレクターを務めるフランシス・アウトレッド(Francis Outred)氏は、この絵が"創造力の最盛期"にあったウォーホルを代表する作品だと話しています。実際、この絵の制作当時、すでにウォーホルは米国ポップアートの第一人者かつ物議を醸すアーティストとして世界的に認められていました。この自画像シリーズは、単に自身を描いた作品というだけでなく、ウォーホルのアート界への挑戦であり、ポップアートの巨匠としての自負の表れだったのかもしれません。

アンディ・ウォーホル美術館の作品と共に、音楽やダンスがウォーホルに与えた影響を紹介するビデオも併せてご覧ください。



【ビデオ】初公開されたアンディ・ウォーホルの自画像が14億円で落札 元記事 Luxist Japan on Mon, 21 Feb 2011 11:20:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.

 

パーマリンク | お友達に紹介する | ブログリンク集/a> | コメント


Viewing all articles
Browse latest Browse all 455

Trending Articles