カテゴリー: スピリッツ

原料にライ麦を多く含んだウイスキーのおいしさはここ数年、特にバーテンダーの間で再度見直されてはいるものの、その人気はまだ発展途上だとか。例えば、同じくライ・ウイスキーを製造するヘブンヒル蒸留所によると、同蒸留所のリッテンハウス・ライ・ウイスキーの1年間の消費量は、約1日で製造できるくらいの量でしかないといいます。とはいえ、ジム・ビーム社がスタイリッシュなボトルのライ・ウイスキー「Ri1」を発売するなど、新しいライ・ウイスキーの登場によって、その人気が高まりそうな勢いも感じられます。
ライ・ウイスキーは、原料中のライ麦使用率が51パーセント以上と規定されていますが、新製品「ブレット・ライ」は95パーセントがライ麦、5パーセントが大麦麦芽でできているのが特徴だとか。ちなみに、1999年に発売された当時のブレットバーボンはライ麦使用率が28パーセントだったそうです。
同社の創設者、トム・ブレット氏は今回の新作ウイスキーを7年もの歳月をかけて作り上げたそう。ドイツやスウェーデン、カナダ、米国から取り寄せた高品質のライ麦を使用し、内側を焦がしたホワイトオークの新樽で熟成したということです。同ウイスキーは米国ケンタッキー州、ローレンスバーグのフォア・ローゼズ蒸留所で製造されており、アルコール度数は90プルーフ(45度)、価格は27.99ドル(約2,300円)です。
人気急上昇中のブレッドバーボンに新製品が登場 元記事 Luxist Japan on Thu, 02 Jun 2011 00:10:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.