カテゴリー: アート

このところ音楽界からファッション界まで幅広いジャンルでライトを取り入れた演出が注目されているようです。
かつてミュージックシーンでライトが効果的に使われた例といえば、80年代にヒットした映画『ゴーストバスターズ』の同名主題歌のプロモーションビデオくらいでした。一方、現在ではヒップホップシンガーのカニエ・ウェストや個性的なラップ・スタイルが話題の女性シンガー、M.I.A.などのアーティストがステージでカラフルなLEDランプを使用したコスチュームを披露しています。これらのデザイン担当したのは、エレクトロ二クスとファッションの融合にチャレンジするファッション・エンジニア、ジャネット・ハンセン。他にもクリスティーナ・アギレラやピンクなどのステージ衣装も手がけたとか。
また、歌手ケイティ・ペリーも、昨年のメトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートのガラパーティーにピンクの光るドレスで登場し注目を浴びました。ちなみにこのドレスはCuteCircuitというブランドのものだそう。
アート界では、60年代からライトを使った空間デザイン作品を手がけてきたダン・フレヴィンが有名ですが、最近ではロンドンのデザイナー、ヘクター・セラーノによるハンガーに蛍光灯ランプを合体させた『Hanger Lamp』や、ニューヨーク在住のクリエーター、ジェームズ・クラーによる『Boom』など、数多くのアーティストが作品にライトを取り入れています。
さらに、ファッション界では、デザイナー、エドムンド・カスティーリョのシューズコレクションに『Light Sandal』という光るサンダルが登場。シャネル2011/2012秋冬コレクションのファッションショーでも、蛍光灯の光が会場をクールに演出し、ショーのラストにはLEDライトで光る靴が登場しました。ショーの様子はこちらから動画でご覧になれます。
日本にこのムーブメントが届く日も近いかもしれませんね。
音楽界からファッション界まで、いま"ライト"がアツい! 元記事 Luxist Japan on Fri, 15 Jul 2011 05:00:00 EST. 見てください、私達の フィード使用用語集.